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ブスとイケメンの失恋日記

アラサーOLが彼氏にフラれた情けない日記

無理に毎日話さなくていいよ

彼とデートしてからは、お互い日常に戻って、前よりも仲良くなった。
ただ、一度会ってしまったから、寂しい気持ちは増えた。

 

「さみしいね」「会いたいね」って言いながら、
一緒に寝る日々が続いた。

 

彼の仕事が大きく変わりつつあった。
部署が変わり、異動があり、彼の帰宅時間はどんどん遅くなった。
彼が趣味に裂ける時間が減ってしまった。

 

それを補うように、帰宅後、ゲームを遅くまですることが増えた。
電話をする時間は、12時から1時になり、そして2時、3時になることも増えた。

 

それに私は不満を抱くようになった。
「次の日も仕事だし、1時ごろには切り上げてきてくれない?」
彼は納得しなかった。

 

私は、仕事で忙しく、趣味の時間を確保したい彼の気持ちを考えられなかった。
私との時間はそんなにどうでもいいのか、と

 

喧嘩が増えた。
遅くなる彼。早く戻ってきてほしい私。

 

彼が遅くなったことが不満で、電話をしても不機嫌な私。
不機嫌な私と話したくないから、どんどんゲームに逃げる彼。

 

毎日喧嘩になった。
完全に悪循環だった。

 

「遅くなって眠い日は先に寝てていいよ。無理に毎日話さなくてもいいじゃん。」
「あんなに毎日話したいって言ってたのに、毎日話さなくても平気なの?」

 

完全に平行線だった。

愚痴

体調不良

 

なんやこれ

頭痛い。体だるい。眠い。しんどい。

 

月姫様やからか?

そうなんか?

 

 

ああああ帰りたいいいい

 

最近めっちゃ体調悪いねん

なんこれ、精神疲労?

しんどい

あっかんこれ、しんどいな!!!!

そう、今まで書いてる記事、うまくいってた時のことやからさ。

で、今、うまくいってないんですよ。

 

ささる

 

あのあとね、私が激重ストーカー女に変化して

彼に呆れられ、冷められ、浮気未遂が起こり、それでも諦められず

 

ひんやり冷たいスーパーコールドな状況で今なんですわ。

 

 

考えたって仕方ないんやから、

どうにか今を乗り越えて、変わることを信じながら、

どうしたらいいかもわからずに、毎日過ごしてん。

 

しんどいより好きが勝ってんから、どうしようもないんよね。

ばかだなあ。

もう帰らなきゃね。

最初のぎこちなさも緊張も消えて、

大人二人、めっちゃはしゃいだ。

 

たくさん並んで、たくさん歩き回って、夜景見て

コンビニで軽く食べ物買って、部屋で一緒に食べました。

 

仲良く手繋いで寝て、起きて、どきどきしながらまたハグして、キスして

楽しい時間はあっという間に過ぎて、お別れの時間。

 

お互いしんみりしちゃって、

どんどん言葉数少なくなったけど

 

「また絶対、来月、会おうね。」って約束して、

改札で彼と別れました。

 

やっと会えたのにもう離れんといけんのかって思ったら、

涙が出てきそうだったけど、どうにかこらえて、

 

帰りの飛行機で泣きました。

でも楽しかった。またすぐ会える。

来月まで仕事がんばったろ、って。

「彼女でいいですか?」 「彼氏でいいですか?」

あわててトイレから出る。
いた。

 

「ごめん、遅くなって。」
「あ、よかった。遅いから心配した。」
「中でお財布なくした人がいてさ、一緒に探してた。」
「え、あったの?」
「かばんに入ってたw」
「なんじゃそりゃ」

 

普通に話せるようになってた。

 

「やっとこっち見た」
「あ、ハイ、ごめん。すごい緊張してる。」
「あー、よかったー。全然笑わないから、イヤなのかと思った。」

 

そんなわけありませんやん。


チケット買って、お互い旅行鞄持ってたからコインロッカーに入れて入場。

 

彼、鞄に財布忘れる。
二人して爆笑。


夢の国。楽しかった。

さりげなく手つないで。なんか微妙な距離感で二人して笑って。
たくさんアトラクション乗って、並んで、ベンチでちゅーして、写真撮った。

 

「これからもよろしく?」
「当たり前じゃん」
「彼女でいいですか?」
「彼氏でいいですか?」


この年なって、こんな楽しい恋愛できると思わなかったよ。
幸せすぎて、夢みたいで、毎日楽しくて。

会えたのがうれしくて、本当に幸せだった。

 

どうしてこうなっちゃったんだろうね。
涙出てくる。

「あの、おさいふ知りませんか?」

トイレの鏡の前で呆然と立ち尽くす私。
化粧ははがれてない。髪の毛とかしたい。ブラシ忘れてる。

 

手の指が冷たい。

申し訳程度に化粧をなおす。口紅を塗りなおす。
待たせてるもん。戻らなきゃ。

足がすくむ。

 

深呼吸。大丈夫。さあ、もd「あの、おさいふ知りませんか?」

 

は?

 

「え?」

 

黒髪の学生っぽい可愛らしい女の子が立ってる。

 

「ないんです!!お財布!!さっきまであったのに!」

 

いや、知らんがな。

 

「えっと、個室は?」
「みてきます!!」

 

念のため化粧台近くを見回すけど、ない。
個室に行って戻ってきたカワイコちゃん。半泣き。

 

「最後に使ったのは?」
「電車に乗った時です…。でも、トイレに入るまで手に持ってて…。」
「えっと、どんなやつ?」
「ピンクのマイメロのお財布です…。」

 

マイメロて。いや、かわいいけどさ。

 

そうは言われても、手がかりもない。
(こういうときって大抵落ち着いて探したらかばんに入ってたりするんやけどね)
って思いながら、女の子のトートをちらっと見る。

 

ん?

 

トートのサイドポケットに何やらピンク色っぽい分厚いもの。

 

「あの、それ。そのサイドポケットのやつ。違うの?」

 

半泣き通り越してちょっと泣いてたカワイコちゃん
えっ?て顔でトートを探る。引っ張り出す。
超かわいいマイメロのお財布登場。

 

「あっ」


あるやんけーーー!!!!!

口から出そうになったわ。危な。


「ありました!!!!ありがとうございます!!!!」


めっちゃ脱力。
いや、いいけどさ、めっちゃ嬉しそうに笑ってるし。


あれ、私何してたんやっけ。


あっ

イケメン待たせてた。

なんともならん。

緊張しすぎてあんま覚えてない。けど。電車乗った。

ディズニーリゾートラインとかいうやつ。

まあ、無言。

 

いや無理やろ。完全に私のキャパ超えてる。

手。汗いっぱい。

彼、隣座る。近い。いい匂いする。

あかん。

 

「やっぱこっちは暑いね。すんなり着いた?」

「そ、そうやね…途中降りるバス間違えそうになった。

「大丈夫だった?」

「大丈夫だった。

 

降りるバスってなんやねん。バス停やろ。

あかん。あかん。これはあかん。

なんとかせな。いや、なんともならん。

なんともならん。

 

困ってる。そらそうや。

でもごめん。

なんともならん。

 

電車降りた。

 

え、どっち。もうどっち。わからん。

実は先に着いたから下見してたくせにもうほんまあかん。

 

「たぶんこっち。」

「緊張してる?それともがっかりした?」

 

イケメン困り顔。

ほんまごめん。

しっかりせぇ26歳。

なんか言え。言えん。いや言え。だめや、おなかいたなってきた。

 

「ごめん、といれいっていい?

「あ、いいよ、待ってるね。」

 

 

何してん、私。